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どんなビジネスを選べばいいかわからない君へ

整理日: 2026-03-16

#学び #リファレンス #お金

書籍情報

  • 著者: 村上学
  • 出版社: BYAKUYA BIZ BOOKS
  • サブタイトル: 二番煎じを究める ~誰も教えてくれなかった!不要なリスク、コスト、勉強を避ける方法~
  • 読了日: 2025-12-08

一言でいうと

起業で成功するために必要なのは「新しいこと」ではなく、**すでに成功している誰かのやり方を「マネて」「ズラす」**こと。「二番煎じを究める」ことで、不要なリスク・コスト・勉強を避けて確実に稼ぐ方法を解説。


構造図

flowchart TD
    A["すでに成功している誰かのやり方を「マネて」「ズラす」"]
    A --> B["新しいこと"]
    B --> C["マネて"]
    C --> D["ズラす"]
    D --> E["二番煎じを究める"]
    style E fill:#c05746,color:#fff,stroke:none

本書の構造

  • 序章: 二番煎じを究めるとは?
  • 第1章: ポジショントークにダマされるな
  • 第2章: 自分にできるビジネスを選ぶ
  • 第3章: マネる
  • 第4章: ズラす
  • 第5章: 5人の先輩に学ぶ(ケーススタディ)
  • 補章: 成長戦略を考える

各章の要点

序章: 二番煎じを究めるとは?

  • 商品・サービスの新規性: 起業家の57.4%は「新規性なし」で成功している
  • 開業時の組織形態は9割が1人(本人のみ)、調査時点でも7割以上が1人
  • 小さく始めることを推奨。副業はリスクを小さくできる
  • ロールモデルは華々しく活躍する有名経営者ではなく、もっと身近にいる経営者
  • 天才の特徴は2つ:①勉強していないこと、②新しいことをしない

第1章: ポジショントークにダマされるな

  • ビジョンを語るのは稼げるようになってから
  • 「稼ぎは大事じゃない」「ビジョン、バリュー、ミッション、想いは持たないと」という人もいるが、裏ではちゃんと稼いでいる
  • ビジョンは「必ず」「誰もが」持たなければならないものではない
  • ポジショントークは、人によってはピッタリとハマるが、合わないこともある
  • 最初の目標は「地道に稼ぐ」

第2章: 自分にできるビジネスを選ぶ

  • 2つのリソースがある:
    1. 人的リソース: 自身の性格や職能(スキル)、協力企業といった人脈や取引先のリスト
    2. 資本リソース: お金
  • 強みには人的リソースと資本リソースのつながりがある
  • 自分の強みを見つけようとすると頭を悩ませる人が多い → 消去法でいきましょう
  • 流行っているビジネスやアイデアが先に立って自分に向いてない事業を立ち上げるのは避ける

第3章: マネる

  • マネる=成功している誰かのやり方を完コピする
  • ベンチマーク先と何か差別化させようと考えるのはやめましょう
  • ベンチマーク・チェックリスト(9項目):
    1. 商品・サービスは何か?
    2. 顧客(とその関係性)は?
    3. 商圏は?
    4. 資本はどのくらいか?
    5. 収益の流れは?
    6. オペレーションは?
    7. コスト構造は?
    8. 営業方法やマーケティングは?
    9. 必要な許認可は?
  • 自分で商品・サービスを作らないこと。ベンチマーク先が検証してくれている
  • 理想はナンバー1企業ではなく、**自分の人的リソース、資本リソースでマネできるか?**が重要

第4章: ズラす

  • ズラし方は2つ:
    1. タテにズラす(細分化する): 商品・顧客・商圏のどれか一つを細分化
    2. ヨコにズラす: 同じ商品を別の商圏に持っていく / 商品のエッセンスを抽出して別の商圏の商品に当てはめる
  • 検証してゴー → 売り上げが上がらなかったら修正する
  • どれだけベンチマークをコピーしても、ズラし方を間違えていたら意味がありません
  • 顧客に支持されている理由は何か?を考えることが重要

第5章: 5人の先輩に学ぶ

5つのケーススタディで「マネる・ズラす」の実例を紹介:

  • ケース①: 写真家・右近倫太郎さん
  • ケース②: 保険営業・Sさん
  • ケース③: 治療家・Ken Yamamotoさん
  • ケース④: 整体師、農場経営者・ヨシさん(スペインで日本食ラーメン店)
  • ケース⑤: 元サッカー選手・大友慧さん

補章: 成長戦略を考える

  • まずは一つ結果を出そう
  • 参入障壁がない場合は稼げるようになってから守りを考える
  • まずは一つ結果を出してからでないと何もできません
  • 時代の変化や自社の成長に合わせて、ベンチマークを変え、ズラし続けるのが必須
  • 本書の方法論:「成功している誰かのやり方を、コスト・勉強を避け、なおかつ確実に稼ぐために、マネて、ズラす方法を、空いているほかの市場でやる」

キーコンセプト

  • 二番煎じを究める: 新しいことをせず、成功事例をマネる
  • マネる: ベンチマーク先を完コピする(差別化しない)
  • ズラす: タテ(細分化)またはヨコ(別商圏)にズラして自分の市場を作る
  • 2つのリソース: 人的リソース(スキル・人脈)と資本リソース(お金)
  • ベンチマーク・チェックリスト: 9項目で成功企業を分析
  • 消去法: 強みを探すより、できないことを消去していく
  • まずは一つ結果を出す: 守りは稼いでから考える

私の気づき・学び

(読書中に追記していく)

  • 「新しいことをしない」という発想の転換が重要
  • ビジョンやミッションは後からでいい、まず稼ぐことにフォーカス
  • [[副業で人生は変えられる 自己投資する勇気]]と併せて読むと、起業・副業の実践的なアプローチが見えてくる

関連リンク

  • [[副業で人生は変えられる 自己投資する勇気]] - 副業・起業のマインドセット
  • [[イシューからはじめよ]] - 問いの立て方

参考

  • 原本: /Users/kodachan/Documents/kindle_スクショ/screenshots/kindle_book_20251208_001015.pdf